2009年7月4日、瀟湘晨報(bào)は、最近起きた3件の大事件（上海市のマンション倒壊、新型インフルエンザ患者の死亡、橋の崩落事故）に関する當(dāng)局の原因説明がいずれも不十分で、國(guó)民の疑いを増幅していると指摘した。

【その他の寫(xiě)真】

マンション倒壊事故では、當(dāng)局は倒壊の原因を「地盤(pán)の圧力の不均衡」と斷定。設(shè)計(jì)や使用された材料に問(wèn)題はなく、手抜き工事ではないとした。しかし記事は、マンション開(kāi)発會(huì)社の株主に政府関係者が多數(shù)存在し、一般の會(huì)社ではないと指摘。また、事故現(xiàn)場(chǎng)となった土地を市場(chǎng)価格の約30％という破格の値段で手に入れたことも明らかになっており、事故原因の説明と合わせて背後に何か大きな力が働いているのではないかと疑問(wèn)を呈している。

新型インフルエンザ患者の死亡について、當(dāng)局は「風(fēng)呂場(chǎng)の漏電による感電死で、新型インフルエンザが原因ではない」と発表。しかし記事は、なぜ死亡原因の発表が3日後になったのか、患者死亡の2日前にまさに絶妙のタイミングで衛(wèi)生部が「新型インフルエンザによる死亡例が出る可能性が高い」と発表したのはなぜか、これは単なる偶然なのかについても疑いがあると指摘する。

黒龍江省鉄力市の橋の崩落事故については、「トラックの過(guò)積載が主原因」と発表された。しかし、橋は設(shè)計(jì)上の耐用年數(shù)を超過(guò)しており、2年前に行った補(bǔ)修工事でも橋梁の強(qiáng)化措置が取られなかったことが判明。崩落原因の調(diào)査に専門(mén)家は參加せず、同市政府が単獨(dú)で行っており、市民からも「責(zé)任逃れの説明」との聲が上がっている。

こうした狀況に、記事は「政府の信用がますます無(wú)くなり、國(guó)民の疑いは深まるばかり」とし、「獨(dú)立した第三者機(jī)関による調(diào)査を行わない限り真相は解明できない」と指摘している。（翻訳?編集/HA）