2009年7月4日、「武漢晩報(bào)」によると、湖北省で2番目に大きい淡水湖?梁子湖で、マミズクラゲの生息が確認(rèn)されたことが分かった。広範(fàn)囲に生息するのは、世界でも珍しいという。

【その他の寫(xiě)真】

地球上で最も原始的、最も下等な無(wú)脊椎動(dòng)物――マミズクラゲ。繁殖期が春（モモの花が咲く頃）であることから、中國(guó)では「桃花クラゲ」と呼ばれている。

マミズクラゲを発見(jiàn)したのは、梁子湖の生態(tài)調(diào)査を行う梁子湖湖泊生態(tài)系國(guó)家野外科學(xué)観測(cè)研究所。同研究所の所長(zhǎng)である武漢大學(xué)の於丹（ユー?ダン）教授は同紙にコメントを寄せ、「6月24日午前、研究スタッフと湖中調(diào)査を行った際、梁子湖の銭江大湖水域で生息を確認(rèn)した」と説明している。

今回発見(jiàn)されたマミズクラゲの直徑は約1cm、生息域は20平方キロメートル以上だという。生息密度は300?1000匹/平方メートルほどだと推測(cè)され、5000匹/平方メートルに達(dá)する可能性もあるという。

マミズクラゲは水質(zhì)がきれいな場(chǎng)所にだけ生息する淡水クラゲで、生存期間は最長(zhǎng)でも1?2か月ほどだという。中國(guó)特有の保護(hù)種であることから「水中のパンダ」とも稱され、02年に世界の準(zhǔn)絶滅危懼種に指定されている。（翻訳?編集/SN）