2009年5月、レコードチャイナのライターによる個(gè)人ブログ「21世紀(jì)中國(guó)ニュース」は、先日の卓球に続き、囲碁でも年齢詐稱問(wèn)題が発覚したと報(bào)じている。

【その他の寫真】

以下は同ブログから。

7月9日付レコードチャイナ「＜年齢詐稱＞少年卓球大會(huì)、參加者3割に疑惑＝北京五輪金など他競(jìng)技にも波紋―中國(guó)」ですが、なんと骨年齢検査の結(jié)果、「身分証と実際の年齢が合致しない」という驚くべき結(jié)果が判明、波紋を呼んでいます。事件の後、他の競(jìng)技にも飛び火しそうだなと思っていたところ、なんとちょっと驚きの競(jìng)技で年齢詐稱が発覚しました。

それは囲碁。

13日付華商晨報(bào)によると、年に一度のプロ試験を申請(qǐng)した受験生のうち、骨年齢検査で実際の年齢よりも年上であると判明した十?dāng)?shù)人が受験資格を卻下されたとのこと。

なぜ囲碁で年齢詐稱？！と驚きましたが、プロ試験の受験資格は17歳以下という大変に厳しいもの。プロを目指す子どもたちにとっては年齢は死活問(wèn)題なのだそうです。中國(guó)では「17歳という厳しい制限が詐稱を生んだのでは」として規(guī)定変更を求める聲もあがっているようです。

また骨年齢検査の正確性を問(wèn)う聲もあります?！缸罱巫婴嗓猡郡沥习k育がいいので骨年齢検査では正確に測(cè)れない」ということだそうです。ただ少年時(shí)代の1年は実力が大きく変わるだけに中國(guó)棋院は「生年月日で17歳以下（2009年の場(chǎng)合、1992年1月1日以降生まれ）、骨年齢検査で18歳以下」という基準(zhǔn)は崩さないとの姿勢(shì)を示しています。

冒頭でとりあげたレコードチャイナの記事では「中國(guó)ではスポーツ選手の年齢詐稱が広く行われていると伝えられており、北京五輪で圧倒的な実力を見(jiàn)せつけた中國(guó)女子體操選手も疑惑の対象だった。中國(guó)側(cè)はパスポートと身分証明証を根拠に疑惑に反論したが、今回の國(guó)家卓球バトミントンセンターの措置は身分証が本當(dāng)の年齢に合致していないケースが多々あることを示唆するものであり、波紋は他競(jìng)技にも広がりそうだ」とのコメントがありますが、最も信頼性の高い公文書すら改ざんされているとなるともはや何を信じていいのやら。

中國(guó)スポーツ界（中國(guó)では囲碁も知的スポーツです）自身が自國(guó)の公文書の信頼性を否定するというすさまじい事態(tài)になるなか、今後も年齢詐稱事件は次々と発覚しそうな気配です。（筆者：chinanews）

■「21世紀(jì)中國(guó)ニュース」は中國(guó)在住経験を持つ翻訳者のブログ。『21世紀(jì)は中國(guó)の世紀(jì)』と言われその成長(zhǎng)がもてはやされるなか、「このまますんなりと発展が続くとは思えない」と考え、スポーツにとどまらず中國(guó)関連の「気になるニュースをピックアップし」紹介している。FC2ブログに掲載。