Record China 2009年7月14日(火) 6時(shí)30分
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2009年5月、ブログ「21世紀(jì)中國ニュース」は、ウイグル暴動(dòng)後に漢民族ネットユーザーからウイグル族への報(bào)復(fù)を呼びかける発言が相次いでいることを取り上げ、この危険な狀況が生まれた背景を分析している。寫真はウルムチ市の屋臺(tái)。
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2009年5月、レコードチャイナのライターによる個(gè)人ブログ「21世紀(jì)中國ニュース」は、ウイグル暴動(dòng)後に漢民族ネットユーザーからウイグル族への報(bào)復(fù)を呼びかける発言が相次いでいることを取り上げた。中國の伝統(tǒng)とインターネットという新しいメディアが交差した地點(diǎn)にこの危険な狀況が生まれているという。
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以下は同ブログの一部を編集したもの。「民意が國を滅ぼす時(shí)=皇帝とポピュリズム1」の続編となる。
政治家は慈悲深い「父母官」としての役割を演じることを求められる社會(huì)。こうした社會(huì)において権力を持たない一般市民が取るべき合理的な行動(dòng)はなんだろうか?それはもちろん慈悲深い権力者に自らの窮狀を伝えることにある。政治家の慈悲深い振る舞いが「社會(huì)正義」を?qū)g現(xiàn)するツールとして機(jī)能したことはすでに指摘した。しかしその回路は政治家が目の屆く範(fàn)囲に限定されるため、恩寵に與るにはどうにかして聲を?qū)盲护胜堡欷肖胜椁胜ぁ?/p>
聲を?qū)盲护胱瞍猊楗伐毪适侄?、それは陳情、中國語でいう「上訪」である。日本は中國の「上訪」に関するニュースは、「陳情者が北京に到著したら警官が待ち受けていて地元に連れ戻された」「陳情者が寢泊まりする上訪村に長期間逗留しているが、いつ訴えが取り上げられるかわからず不安な日々を過ごしている」といったネガティブなイメージで伝えられることが多いが、見逃してはならないのは中國政府が「上訪」という訴えの回路を決して閉ざそうとはしないことである。最上級(jí)の官が慈悲深くも恩恵を下す、その可能性は限りなく低いが道は閉ざさない。こうした制度設(shè)計(jì)は伝統(tǒng)中國から変わらず存在し続けている。
「上訪」以外に聲をとどかせる手段として新たに生まれたもの、それは新聞やテレビといったマスメディアだった。溫家寶首相の鶴の一聲で誘拐事件が解決したエピソードを紹介したが、溫首相は子どもを失った両親たちの聲を直接聞いたのではなく、いきさつを報(bào)じる新聞を読んだのだった。
こうしたドラマチックな事案のみならず、マスメディアの「聲を?qū)盲堡霗C(jī)能」はさまざまな場(chǎng)面で機(jī)能している。たとえば地方局のニュース番組。「マンホールがなくなって道路に穴が空いた狀態(tài)。危険すぎる」といった住民のささいな訴えが取り上げられる。カメラはその住民が擔(dān)當(dāng)部門を訪問し、道路にマンホールが設(shè)置されるまでを映し出す。
マスメディア自身も「聲を?qū)盲堡霗C(jī)能」についてきわめて自覚的だ。電話ホットライン、チャットソフト、メールアドレスを公開し、積極的に訴えやタレコミを受け付けている。マスメディアは「上訪」と比べ、訴えに必要なコストをはるかに引き下げる効果をもたらしたのと同時(shí)に、訴えから問題の解決というプロセスを可視化し、人々に伝えるという意味で大きな影響をもたらした。
新聞やテレビなどのマスメディアが変えた「聲を?qū)盲堡霗C(jī)能」。しかし21世紀(jì)に入り普及したインターネットもまた「聲を?qū)盲堡霗C(jī)能」を有する新たなツールとなりつつある。しかしそこには「上訪」やマスメディアとは決定的に異なる要素を有している。(筆者:chinanews)
■「21世紀(jì)中國ニュース」は中國在住経験を持つ翻訳者のブログ?!?1世紀(jì)は中國の世紀(jì)』と言われその成長がもてはやされるなか、「このまますんなりと発展が続くとは思えない」と考え、スポーツにとどまらず中國関連の「気になるニュースをピックアップし」紹介している。FC2ブログに掲載。
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