2009年7月14日、中國紙?北京科技報(bào)は、中國は現(xiàn)在、都市の規(guī)模が大きければ大きいほど立派だと錯覚する「規(guī)模崇拝癥」に陥っていると論じた。

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中國社會科學(xué)院が発表した「都市藍(lán)書」によれば、07年末現(xiàn)在、中國の100萬人を超える「特大都市」は計(jì)118都市。06年と比べ、都市人口は1673萬人増えた。同紙は、中國の多くの都市は「規(guī)模崇拝癥」に陥っているが、最近行われた中國で最も住みにくい都市ランキングでは北京や上海などの「特大都市」が軒並み上位を獨(dú)占したと指摘する。北京は1949年の建國以來、街の大きさは4．9倍に増えたものの、行政や雇用などの経済機(jī)能は全て市中心部に集中。人口は密集し、高層ビルが立ち並ぶ。その結(jié)果、市中心部は深刻な交通渋滯と大気汚染に悩まされるようになった。

清華大學(xué)の呉煥（ウー?ホアン）教授は、中國の各都市は規(guī)模にとらわれるあまり、地方獨(dú)特の良さをどんどん失っていると指摘する。例えば北京の古い路地裏「胡同」は、49年の建國時(shí)には7000か所あったが、80年代には3900か所、今では毎年600か所の速さで消失している。呉教授は、「古都?北京の風(fēng)情は完全に消え失せ、そのうち香港やシンガポールとなんら変わらない街に変わってしまうだろう」と警告している。（翻訳?編集/NN）