<ウイグル暴動>中國とイスラム世界に緊張高まる―海外メディア

Record China    2009年7月16日(木) 19時0分

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15日、ウイグル暴動発生以來、トルコ首相による中國政府批判発言だけでなく、國際テロ組織アルカイダのアルジェリア支部組織による中國人への報復宣言など、中國とイスラム世界の関係に緊張が高まっている。寫真は中國建國60周年の新疆ブース。

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2009年7月15日、シンガポール紙?聯合早報によると、新疆ウイグル自治區(qū)で5日に発生した暴動事件以來、トルコのエルドアン首相による「大虐殺」「殘虐行為」などの中國政府批判発言だけでなく、國際テロ組織アルカイダのアルジェリア支部組織「イスラム?マグレブ諸國のアルカイダ」(AQIM)による中國人への報復宣言など、中國とイスラム世界の関係に緊張が高まっている。

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記事によると、5日に発生した「ウイグル暴動」と昨年3月の「ラサ暴動」は、どちらも少數民族が関連しており、中國政府が大きな批判を浴びたが、大きな相違點があるという?!弗楗当﹦印工螆龊?、中國政府への批判の主力は西側諸國の政府要人やマスコミだったが、「ウイグル暴動」の場合、批判の主力は世界中のイスラム教徒だという點である。トルコのエルドアン首相の批判やアルカイダの報復宣言も、ウイグル人をイスラム教徒の同胞と見なしたゆえの発言であり、オランダやドイツなどで発生した中國大使館の襲撃事件などもこの思想が影響していると見られる。

今回の事件が中國とイスラム社會の関係に與える今後の影響について、シンガポール國立大學の盛力軍(ション?リージュン)研究員は、「同自治區(qū)には回族などイスラム教を信じる他の少數民族もおり、中國政府と宗教および信仰の自由には何の矛盾も発生していない」と宗教上の対立ではないと説明した上で、イスラム國家が現在までのところ中國政府に対し強烈な反応を示していないことを例に挙げ、「今回の事件が中國とイスラム諸國の関係に明らかな衝突を生じさせることはないだろう」との見方を示している。(翻訳?編集/HA)

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