僕は日本大學(xué)で演劇を?qū)Wび、卒業(yè)後はプロの現(xiàn)場(chǎng)で俳優(yōu)活動(dòng)を続け、テレビや映畫の仕事もさせていただきました。2年前に香港に戻り、舞臺(tái)を中心に俳優(yōu)活動(dòng)を続けています。當(dāng)然、日本と香港の撮影現(xiàn)場(chǎng)や稽古場(chǎng)の雰囲気も違うし、作品のために頑張っている皆さんの姿勢(shì)もそれぞれです。

【その他の寫真】

香港は日本に比べると、割と現(xiàn)場(chǎng)で人とコミュニケーションを取りやすく、スタッフと役者もフレンドリーだと思います?，F(xiàn)場(chǎng)の緊張感は芝居をやっている間だけで、芝居が終わったら何でもありという感じがあります。

僕は最近、舞臺(tái)「笑の大學(xué)」香港版と中英劇団の舞臺(tái)の稽古を同時(shí)にやっていまして、この2年間香港でやっていた舞臺(tái)の稽古もそうでしたが、演出家と俳優(yōu)がコミュニケーションをとる場(chǎng)面をよく目にします。演出家は俳優(yōu)の考えや意見(jiàn)を求め、そうすることによって演出プランや俳優(yōu)の演技を変えてくれることもあります。俳優(yōu)が自ら意見(jiàn)を伝えることも珍しくありません。

一方、日本は稽古場(chǎng)でも撮影現(xiàn)場(chǎng)でもいつも緊張感が溢れていますし、現(xiàn)場(chǎng)の全ての秩序がしっかり守られていますので、皆さんはいつでも集中力が高まっています。このような環(huán)境の中で、良い意味での緊張感も俳優(yōu)自身の集中力も保ちやすいと思っています。

日本の現(xiàn)場(chǎng)では役者の存在が一番大事にされており、香港ではスタッフも役者も平等で、どちらも一つの作品を作るにはなくてはならない存在という風(fēng)に私は感じています。

國(guó)によって、仕事のやり方は違ってきます。私はどちらのやり方も良いと思っています。それは文化が違うからです。俳優(yōu)はどこにいても、與えられた環(huán)境の中で良い仕事が出來(lái)るのがプロだと思うのです。

●アンソン?ラム

1974年生まれ、香港出身。香港理工大學(xué)インダストリアルデザイン學(xué)科を卒業(yè)後、1999年に私費(fèi)留學(xué)生として來(lái)日。日本大學(xué)蕓術(shù)學(xué)部演劇學(xué)科演技コースで學(xué)び、2006年に首席で卒業(yè)。その後は東京演劇集団「風(fēng)」に入団し、TPTを経て東京で演劇活動(dòng)を続ける。現(xiàn)在は香港で舞臺(tái)を中心に俳優(yōu)活動(dòng)を続け、「オリバー」のビル役、「オズの魔法使い」のブリキ役、「王様と私」の王様役でミュージカルに出演する一方、香港を代表する劇団の香港話劇団、中英劇団、進(jìn)劇場(chǎng)、劇場(chǎng)空間などの舞臺(tái)にも出演する。香港日本文化協(xié)會(huì)やRTHK（香港國(guó)営放送局）などの団體における日本文化に関わる活動(dòng)にも力を注ぐ。

●アンソン?ラム主演映畫「私の敘情的な時(shí)代」

7月18日（土）10：30?

7月23日（木）18：30?

東京國(guó)立近代美術(shù)館フィルムセンター大ホール