2009年7月13日、中國國內(nèi)でも有數(shù)の大都會?広東省深セン市には熱帯雨林のように高層ビルが立ち並んでいるが、それらビル群の建設(shè)を天秤棒1本で支える「擔(dān)ぎ労働者」たちの様子がレポートされた。チャイナフォトプレスの報道。

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深セン市の西郷埠頭。この一帯で有數(shù)の石材の集積地だ。1日當(dāng)たり8000t以上もの積み荷が卸され、中には建材も多く含まれる。その建材は市內(nèi)各地や周辺都市へと運ばれ、數(shù)多くの高層ビルに変身する。

そこで登場したのが積み荷を運ぶ「擔(dān)ぎ屋」だ。現(xiàn)在、埠頭では300人余りが就労しており、そのほとんどが湖南省出身の農(nóng)民だ。學(xué)歴もないため、彼らはこのような厳しい肉體労働に従事するしかないという。労働環(huán)境は想像以上に過酷だ。工賃は運搬量に比例するが、レンガ1個あたり1分(0．01元＝約0．14円)。1度に80?100個、重さにして約100kgを天秤棒で運び、船上から約100m先の資材置き場まで1日300往復(fù)する。1日の労働時間は10時間以上に及び、やっと150?200元(約2000?2700円)を手にすることができる。1日で30kmを歩き、30tの貨物を運搬している計算になる。

20年間、この埠頭で擔(dān)ぎ屋をしている劉(リウ)さんは、大學(xué)生の長男を筆頭に3人の子供の學(xué)費を稼ぐため、この労働に従事してきた。彼が20年で運搬したレンガは23萬t。しかし、彼はそれらがどんな華やかな建造物に変貌したのかを?qū)g際に目にしたことはなく、テレビで見たことがあるのみだ。劉さんの肩には20年の労働の印である、40cmにもわたる天秤棒の擔(dān)ぎ跡がくっきりと殘っている。(翻訳?編集/愛玉)