2009年7月17日、「河南商報(bào)」によると、河南省洛陽県公安局に所屬し趙冠楽を名乗る警察官が16日午前、インターネット上に、同県で起こったATM詐欺事件の「容疑者」の若者の顔寫真を公開、インターネット?ユーザーに「人肉捜索」を依頼したという。

【その他の寫真】

趙警官によると、公開された寫真の若者は、夜間複數(shù)の銀行のATMの監(jiān)視カメラに映っており、その畫像から容疑者と判斷したという。寫真公開前に上司の許可を得たと同警官は語ったが、上司の名前は明かさなかった。

インターネット上での反応はさまざまで、支持派もいれば反対派もいるが、心配の聲を上げる聲が最多數(shù)だという。あるインターネットユーザーは「もしこの人が偶然ATMを使っただけだったなら、彼の寫真は今後『容疑者』の名を冠せられてネット上を流れていく。彼の人生はどうなるのか」という聲を上げた。別のユーザーも「たとえこの若者が容疑者だったとしても、裁判を経ずには犯罪者ではない?，F(xiàn)段階でインターネットに公開するのは肖像権の侵害ではないのか」、と意見を投げかけた。

河南天之権弁護(hù)士事務(wù)所の陳波（チェン?ボー）弁護(hù)士は、このやり方には人権侵害の疑いがあるとみる?！冈^拠は十分にあるのか。もしこの若者が容疑者ではないかと疑っているだけなら、公開すべきではない」と述べた。（翻訳?編集/津野尾）