2009年7月24日、環(huán)球時(shí)報(bào)によると、米「Bloomberg News」は22日、中東と東南アジアで地域覇権を確立しようとする中國(guó)をけん制するため、米國(guó)は東南アジア諸國(guó)連合（ASEAN）との関係強(qiáng)化に乗り出したと報(bào)じた。

【その他の寫真】

記事によると、ヒラリー?クリントン米國(guó)務(wù)長(zhǎng)官は22日、東南アジア友好協(xié)力條約（TAC）に署名したが、この條約は、同地域で政治?経済?軍事の全面で日増しに影響力を増大している中國(guó)とのバランスをとるためだ。サウスキャロライナ大學(xué)のドナルド?ウェザビー教授は、「中國(guó)が東南アジアで臺(tái)頭しても、東南アジア諸國(guó)には、どの大國(guó)とつき合うか、2つ以上の選択肢が與えられていなければならない」と言う。そうでなければ、「ASEAN諸國(guó)が次々と中國(guó)に投降し、アジアにおける米國(guó)の同盟國(guó)にとって不幸な結(jié)果が待ち受けることになる」とウェザビー教授はみる。

東南アジアには世界貿(mào)易における重要な航路があり、石油などの資源もある。ある統(tǒng)計(jì)によると、中國(guó)のASEAN諸國(guó)との貿(mào)易額は93年と比べて20倍に増加しており、08年には1790億ドルに達(dá)した。ASEANの対外貿(mào)易における対中貿(mào)易額の割合は15年間で2％から10．5％に増大、米國(guó)との貿(mào)易額は逆に17％から12％に減少している。

ASEAN諸國(guó)にも、中國(guó)という「重要な市場(chǎng)」を失わず、中國(guó)の軍事的脅威からも守られ、他のアジア諸國(guó)との公平な関係を保ちたい、との思惑があるという。（翻訳?編集/津野尾）