2009年7月23日、同日付新華社によると中國の溫家寶首相はこのほど、現(xiàn)在國が景気対策のためにとっている積極財(cái)政策と適度に緩和した金融政策を今後も斷固として継続する必要があるとの考えを表明した。

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溫首相は「世界金融危機(jī)に対抗するための一連の対策が顕著に効果を表しており、中國経済は回復(fù)に向かう重要な時(shí)期にきている」と指摘。今後も一連の景気対策を推進(jìn)し、特に社會(huì)保障と民生の改善により大きな力を注ぐ必要があると強(qiáng)調(diào)した。

ただ、減稅策や景気悪化によって財(cái)政収入が減少する一方で、公共工事などにより支出は大幅に増加していることを受け、「限りある予算を経済と社會(huì)の発展のために重要な分野に絞ってつぎ込む必要がある」ともくぎを刺した。

中國國內(nèi)では當(dāng)局が08年末に金融緩和の方針に転換してから金融機(jī)関による融資が急増している。あまりの増加ぶりにリスク拡大懸念が浮上し、このところ市場(chǎng)では「當(dāng)局が金融引き締めに動(dòng)くのではないか」との見方も出ていた。溫首相の発言はこうした市場(chǎng)の不安材料をぬぐい去りたいとの思惑もあるとみられる。（翻訳?編集/東亜通信）