2009年7月、レコードチャイナのライターによる個(gè)人ブログ「21世紀(jì)中國(guó)ニュース」は、今年300萬(wàn)人もの大學(xué)生が就職できなかったことを取り上げ、中國(guó)版「ロスジェネ」（ロスト?ジェネレーション）世代が誕生する可能性もあると指摘した。

【その他の寫(xiě)真】

以下は同ブログから。

「中國(guó)経済は世界で最も早く回復(fù)する」とあちらこちらで言われていますが、どうしても不安はぬぐいされないところ。24日付レコードチャイナの記事「超優(yōu)秀？それともでたらめ？13億人の経済統(tǒng)計(jì)を15日間で作成―中國(guó)」でも取り上げられていたように統(tǒng)計(jì)に疑問(wèn)を呈する聲も少なくありません。

こうしたなか、重要な経済指標(biāo)である雇用統(tǒng)計(jì)（上半期）が発表されました。主要數(shù)値は以下のとおりとなっています。全國(guó)都市新規(guī)雇用569萬(wàn)人（年間目標(biāo)900萬(wàn)人、達(dá)成率63％）、再就職者271萬(wàn)人（年間目標(biāo)500萬(wàn)人、達(dá)成率54％）、都市部登録失業(yè)率4．3％（第1四半期から変わらず）、上半期時(shí)點(diǎn)でいずれも50％を上回っており、目標(biāo)は順調(diào)に達(dá)成されているとアピールされています。

ただし公表された統(tǒng)計(jì)のなかでも、厳しい數(shù)値となったのが大學(xué)生の就職問(wèn)題。就職率は68％と前年と同水準(zhǔn)をキープしたとのことですが、卒業(yè)生は610萬(wàn)人と去年より52萬(wàn)人増加しているだけに、新卒失業(yè)者は増えている計(jì)算です。さらに就職できないままでいる去年の卒業(yè)生100萬(wàn)人も加わり、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で300萬(wàn)人が職につけない見(jiàn)通し。中國(guó)人力資源社會(huì)保障部によると、大學(xué)卒業(yè)生の農(nóng)村勤務(wù)、研修生の拡大、職業(yè)訓(xùn)練などの対策で最終的な就職率は88％に引き上げると対策を示しています。

大卒という「エリート」失業(yè)者が300萬(wàn)人も新たに誕生することはそれだけ大きな問(wèn)題と言えますが、事態(tài)はそれ以上に深刻な可能性があります。20日付レコードチャイナは「就職させられた」という新たな流行語(yǔ)が生まれたことを紹介しています。大學(xué)が就職率を上げるために學(xué)生に虛偽の成績(jī)?cè)^明書(shū)を持ってくるようことを意味するもの。発表された就職者數(shù)のうち水増し分はいったいどれほどなのか、気になるところです。

大卒の就職難は主に大學(xué)定員拡大の影響によるものですが、金融危機(jī)は「泣きっ面にハチ」となってしまいました。90年から2000年代の高成長(zhǎng)は中國(guó)にも高學(xué)歴の都市中産層を生み出したと評(píng)価されていますが、その波に乗り遅れた世代、中國(guó)版「ロスジェネ」となってしまうのでしょうか。（筆者：chinanews）

■「21世紀(jì)中國(guó)ニュース」は中國(guó)在住経験を持つ翻訳者のブログ?！?1世紀(jì)は中國(guó)の世紀(jì)』と言われその成長(zhǎng)がもてはやされるなか、「このまますんなりと発展が続くとは思えない」と考え、スポーツにとどまらず中國(guó)関連の「気になるニュースをピックアップし」紹介している。FC2ブログに掲載。