2009年7月27日、「網(wǎng)易探索」は、チベット高原の土壌の溫暖化がすすみ、青蔵鉄道（青海チベット鉄道）を支える凍土層の融解により線路が変形する可能性がある、と警告する米國(guó)人研究者の文章を掲載した。

【その他の寫(xiě)真】

同鉄道建設(shè)は本來(lái)、チベット高原の凍土帯という不安定な土壌に鉄道を通すという不可能な夢(mèng)だったが、中國(guó)政府が40億ドルかけてその夢(mèng)を?qū)g現(xiàn)してしまった。しかし、記事によると、チベット高原はもともと世界で最も溫暖化速度が速い地域であることに加え、同鉄道建設(shè)の過(guò)程で土壌に微妙な変化をもたらしたことによって、溫暖化を一層うながした可能性が高いという。

國(guó)連環(huán)境計(jì)畫(huà)の07年度報(bào)告によると、チベット高原の凍土層の溫度は過(guò)去30年で0．3℃上昇し、人間の活動(dòng)の影響を受ける地域では倍の0．6℃も上昇したという。同報(bào)告は、1975年?95年の20年間で鉄道沿線の永久凍土の面積は36％減少したと指摘、今世紀(jì)末までにさらに現(xiàn)在の半分になると予測(cè)している。

同鉄道は、ラサを世界最大の鉄道網(wǎng)とつなぎ、海抜5182mのチベット高原を橫切り、550kmの世界で最も敏感で危険な凍土帯を走るが、その永久凍土の50％は零下1℃より高く、溫暖化が1℃進(jìn)めば融解を始めることを意味している。

06年はじめ、同鉄道の完成近くになって、中國(guó)科學(xué)院のエンジニアである?yún)易酝ēΙ`?ズーワン）氏が、「10年以內(nèi)に鉄道を支える凍土帯は泥に変わる」と警告を発したが、當(dāng)時(shí)の所屬部門(mén)から非難され、「警告」を受けていたという。（翻訳?編集/津野尾）