2009年7月30日、中國(guó)紙?環(huán)球時(shí)報(bào)によると、韓國(guó)ではここ數(shù)年、昨年上映された映畫「神機(jī)箭」や2月に放送されたテレビドラマ「カインとアベル」など中國(guó)人を無知で野蠻で愚かな民族に描いた作品が目立ち、ネット上で韓國(guó)人に対する怒りの聲が沸き起こっている。

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記事によれば、「神機(jī)箭」では當(dāng)時(shí)の宗主國(guó)?明王朝を朝鮮の民を苦しめる極悪非道な悪者に仕立て上げ、中國(guó)との間で領(lǐng)土問題を抱える中國(guó)東北部の遼東半島を「古來より我が國(guó)の領(lǐng)土だ」としている。また、「カインとアベル」での中國(guó)は貧しく遅れた國(guó)に描かれており、出てくる中國(guó)人は全て卑しく淺ましい。ネット上ではこのほか「私の名前はキム?サムスン」「太王四神記」など數(shù)作品が「中國(guó)の歴史を歪曲している」として槍玉にあがっており、ユーザーたちの怒りを買っている。

こうした背景には韓國(guó)人の中國(guó)に対する偏見と歪んだ心理が作用していると記事は指摘する。韓國(guó)人は中國(guó)をいつまでも「遅れた國(guó)」だと思いたいがために「想像上の中國(guó)」を作品に反映させ、自己満足に浸っている。また、小さい頃から反共産主義教育を受けてきたため、北朝鮮や中國(guó)を「なにやら怪しげな國(guó)」だと思い込まされているのも原因の1つという。

だが、記事によれば、中國(guó)の欠點(diǎn)をあげつらい史実を自分たちの都合の良いように解釈した作品は、韓國(guó)で好視聴率をマークしている。記事はそこに「政治的な意図」があると指摘し、韓國(guó)政府はメディアを利用して歴史や領(lǐng)土問題を塗り替えようとしていると批判した。（翻訳?編集/NN）