2009年7月31日、ロシア連邦移民局モスクワ支局の29日の発表によると、09年上半期のモスクワでは、不法滯在や違法行為を働いた外國(guó)人およそ6200人を強(qiáng)制送還したという。この移民排除の動(dòng)きは、金融危機(jī)のあおりを受けた自國(guó)民の就業(yè)機(jī)會(huì)確保が背景にあると見(jiàn)られる。新京報(bào)の報(bào)道。

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09年上半期にモスクワから強(qiáng)制送還となった外國(guó)人は6223人、前年比155％の増加となった。同期間、モスクワ市での移民法違反案件は3萬(wàn)8635件発生し、総額にして4憶9300萬(wàn)ルーブル(約14億8000萬(wàn)円)の罰金が徴収された。今月8日、同市當(dāng)局はチェルキゾフスキー市場(chǎng)で商いに従事する中國(guó)人160人を不法滯在の疑いで一斉逮捕、わずか2日間で3回にわたる大規(guī)模な摘発を決行したが、ロシア保健?社會(huì)開発省によるとこうした外國(guó)人移民受け入れの引き締め傾向は今後さらに強(qiáng)まり、來(lái)年の移民受け入れ數(shù)は當(dāng)初の設(shè)定より50％減の195萬(wàn)人程度になると見(jiàn)られている。

現(xiàn)地で中國(guó)人向け宿泊施設(shè)を経営する女性によると、中國(guó)人向けのビザ発行基準(zhǔn)がどんどん厳格化していることもあり、商売目的でロシア入りする中國(guó)人はかなり減っているという。とくにここ1か月は宿泊施設(shè)の客の入りも慘憺たるものだった模様だ。

中國(guó)社會(huì)科學(xué)院ロシア専門家?姜毅(ジアン?イー)氏はこれについて、「自國(guó)民の就業(yè)機(jī)會(huì)を確保するためだろう」と推測(cè)する。金融危機(jī)の影響を正面から受けたロシアでは失業(yè)問(wèn)題が深刻化しているという。しかし姜氏は同時(shí)に「外國(guó)人排斥が自國(guó)民の就業(yè)機(jī)會(huì)を拡大するとは限らない」と指摘する。多くの外國(guó)人労働者は清掃業(yè)、日用品の卸業(yè)、運(yùn)輸業(yè)などロシア人が望まない業(yè)種に従事しているのが現(xiàn)狀だからだ。(翻訳?編集/愛(ài)玉)