2009年8月1日、イタリアの華字紙「歐聯(lián)時(shí)報(bào)」は金融危機(jī)のあおりを受けて消費(fèi)の低迷が続くイタリアで、中國系住民の派手な消費(fèi)が現(xiàn)地人の反感を買っている、と報(bào)じた。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

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記事によると、景気の低迷が続くイタリアで中國企業(yè)の勢いは目覚しく、これに伴い中國人も同國の消費(fèi)に大きく貢獻(xiàn)している?，F(xiàn)地では、高級車に乗り、ブランド品を身につけ、高級ホテルを頻繁に利用する中國人が目立つ。週末や平日に関係なく、中國人が高級レストランの入り口に高級車で乗りつけ、オーナーが慇懃な態(tài)度で彼らを出迎える光景も見られる。

同記事によると、ある有名レストランで、大聲で中國語を話している客を見かねて、その客を注意するよう他の客が店主に要求したが、「大事なお得意様だから」との理由で斷られたという。また、同紙記者が7月31日、フィレンツェにある普通のレストランで中國系の友人たちと食事をしたとき、料理5品とワイン2本を頼んだが、隣のテーブルから「見ろよ、あの中國人たちを。あいつらの料理だけで、俺たちの1か月分の給料だぜ。俺たちはワインなんか飲みたくても飲めないのに」と話す聲が聞こえたという。

中國系住民の行動が現(xiàn)地人の嫉妬や不満を生んでいる現(xiàn)狀を懸念する同紙は、「嫉妬は敵意へと変わりやすい?，F(xiàn)地住民を刺激することのないよう、くれぐれも注意して行動するように」と呼びかけた。（翻訳?編集/本郷）