2009年7月31日、中國紙「環(huán)球時(shí)報(bào)」が華東師範(fàn)大學(xué)社會(huì)學(xué)部に所屬の學(xué)者?趙之豪（ジャオ?ジーハオ）氏による「中國式環(huán)境保護(hù)は超功利主義」と題した論説を掲載した。

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趙氏は、「中國政府主導(dǎo)の一連の環(huán)境保護(hù)キャンペーンは、『こうしたら儲(chǔ)かる』『こうすれば節(jié)約できて得をする』といった趣旨のものばかりだ」と苦言を呈した。また、「政府が唱えるスローガンに『節(jié)約は価値を生む』とあるが、我々は経済的利益を目的として環(huán)境保護(hù)に乗り出すのか」と反問した。

同氏は、「利益がないなら環(huán)境保護(hù)などしない」という考えがすでに國民に根付いており、空き瓶価格が高騰時(shí)には必死で瓶を回収していた人々も、価格暴落とともに平気で瓶をポイ捨てするようになる」と嘆く。利益追求の典型的な例が、わずか數(shù)年で採り盡くされた貴重な漢方薬材「冬蟲夏草」だと言う。

同氏は中國と歐米の環(huán)境保護(hù)意識(shí)をこう比較した。「歐米人は我々と違う。歐米人にとって自然は『人類の自然』であり、自然と人類は運(yùn)命共同體だ。自然は利用対象ではなく、人類の伴侶なのである。今の中國式環(huán)境保護(hù)は、うわべだけの流行でしかない。中國の環(huán)境保護(hù)事業(yè)の道はまだまだ遠(yuǎn)い」。（翻訳?編集/本郷）