2018年1月4日、中國メディアの観察者網(wǎng)は、臺(tái)灣のネット上で話題になっているあるテーマについて紹介した。

記事は、臺(tái)灣のネット上で「日本へ旅行に行ったとき、同じく臺(tái)灣から來ている同胞に會(huì)ったら喜んで聲をかけるか。道に迷っている同胞を自分から助けるか」との質(zhì)問が出たことを紹介。これに対する臺(tái)灣ネットユーザーの回答を伝えた。

記事によると、回答の多くが「聲はかけない」というものだったといい、「まずは日本人のふりをしてそそくさとそこを去り、そして鼻で笑う」「あいさつはしない。日本人のふりをするだろう」などのコメントが寄せられたという。

また、「臺(tái)灣の中國語が聞こえてきたら直ちに立ち去る」「外國で同胞を見かけることは、お化けを見かけるようなもの」など、否定的な意見が多かったと紹介した。しかし、「助けが必要ならば助けるが、そうでなければ空気のようになる」という意見もあったという。

こうしたコメントに、記事は「臺(tái)灣人はなんて冷たいのだと思う人もいるだろうが、臺(tái)灣人のこうした反応には原因がある」と指摘。多くが「一部の臺(tái)灣人が日本でうるさくしていて、自分が同胞だと知られることが恥ずかしい」ためだという。

記事は、多くの人が初めは同胞への親近感を抱くものの、同胞の恥ずかしい言動(dòng)を目にすることが多くなるにつれ、自分が臺(tái)灣人だとは知られないようにしたくなるのだろうと結(jié)んだ。（翻訳?編集/山中）