2009年8月、來年5月からの上海萬博に向けて日本館「かいこじま」（中國語名：紫蠶島）の出展準(zhǔn)備や日本人観光客の誘致など地道な作業(yè)が進(jìn)んでいる。本シリーズは上海萬博関連に攜わる日本側(cè)のキーマンを紹介する。第一回は日本館の出展を擔(dān)當(dāng)するキーマン?経済産業(yè)省博覧會推進(jìn)室の巖田泰（いわた?やすし）室長。

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「これを機(jī)會により多くの日本人に上海に行ってもらえれば」と語る巖田室長。7月に室長に著任したばかりだが、上海萬博は國內(nèi)の博覧會と違って、日本人からの注目度はまだまだこれから。

「日本館の展示を通じて、日本と中國との長年にわたるつながり、調(diào)和のとれた未來を?qū)g現(xiàn)するための心のつながり、というメッセージをうまく來館者に伝えたい」「擔(dān)當(dāng)業(yè)務(wù)はまず日本館の立ち上げをしっかりやり遂げ、開幕の當(dāng)日を迎えることだ」としながらも、「稅金を使って行うことなので、一人でも多くの日本人に知ってもらいたい」と語り、日本館及び上海萬博に対する國民からの評価を強(qiáng)く意識している。

8月末には総選挙が行われ日本の政局は激動期を迎えるが、「これまでも関係各方面から支援していただいている。この期に及んで日本館の出展にも変化はないでしょう」と淡々と構(gòu)える。

前任はジェトロの上海センター、さらにかつて臺灣との窓口機(jī)関である交流協(xié)會の臺北事務(wù)所で経済部主任も経験し、同省でも有數(shù)の中華圏通だ。急速な経済成長に湧く上海の現(xiàn)場でプレス対応を経験してきただけに報道関係者への対応も不必要に構(gòu)えることなく自然體。上海時代からレコードチャイナのニュース配信をチェックしていたインターネット情報通でもある。1968年生まれ41歳。（インタビュー/三木）