2009年8月3日、重慶市の黃奇帆（ホワン?チーファン）副市長(zhǎng)は、同市からモスクワを経由してオランダ?ロッテルダムまでを結(jié)ぶ鉄道が12年にも完成する予定だと明かした。4日付で重慶のニュースサイト華龍網(wǎng)が伝えた。

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建設(shè)される鉄道は、重慶―甘粛省蘭州市―新疆ウイグル自治區(qū)―ロシア?モスクワ―ロッテルダムをわずか13日間で結(jié)ぶ。計(jì)畫を明かした黃副市長(zhǎng)は、「これにより物流コストが沿海部並みになり、競(jìng)爭(zhēng)力の強(qiáng)化につながる」と説明した。加工貿(mào)易においては、原材料や部品を仕入れる際の調(diào)達(dá)物流コストと加工後の製品を輸出する際の販売物流コストが特に重要とされるが、この鉄道建設(shè)によりその2つが大幅に削減されるというものだ。

重慶市はすでに中國(guó)鉄道部から同市沙坪[土貝]団結(jié)村にコンテナターミナルを建設(shè)し、上海洋山港との間を1日で結(jié)ぶ直通専用列車を1往復(fù)増便する認(rèn)可も受けていることから、同副市長(zhǎng)は「重慶市の輸送力は大幅に向上する。完成後は歐州までの距離が沿海部より近くなる」と胸を張った。（翻訳?編集/NN）