2009年8月7日、中國中央テレビ（CCTV）によると、中國最大の電気街?広東省深セン市の華強北エリアで「山寨機（さんさいき）」と呼ばれるコピー品が氾濫している。

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中國では、既存ブランドの機能とデザインを模倣したコピー品を「山寨機」と呼ぶ。攜帯電話の山寨機が登場したのは08年だが、いまやデジタルビデオカメラ、デジタルカメラ、液晶ディスプレイ（LCD）などの山寨機もIT市場に出回っている。

中國全土で攜帯電話の山寨機が最も取引されているのが、「中國のアキバ」深セン市の華強北エリアだ。同テレビによれば、そこでは3G（第3世代）攜帯電話の広告が、とりわけ人目を引いていたという。正規(guī)品の3G攜帯電話であれば數(shù)千元（數(shù)萬円）はするが、同エリアでは數(shù)百元（數(shù)千円）で手に入る。

驚くべきは、こうした攜帯電話だけでなく、スタイリッシュなデザインで機能も充実したノートPCも店頭に數(shù)多く並んでいることだ。価格は500?2200元（約7000?3萬1000円）前後とまちまちだが、正規(guī)品より非常に安価。3G攜帯電話やノートPCの山寨機は、華強北エリアで最も人気が高いという。

深セン市のあるPCメーカーによれば、昨年たった半年間で、市內(nèi)に500のノートPCメーカーが誕生したという。また、同市周辺には攜帯電話メーカーが1000社以上あるが、そのうち100社以上がPC製品をすでに販売または販売を予定している?！鸽姍C産業(yè)の集積地という地の利を生かして、華強北エリアはノートPCの設(shè)計?製造?販売をはじめとしたコピー産業(yè)の基盤を構(gòu)築した」と同テレビ局は分析。これまで攜帯電話やMP3などの電子部品を取り扱ってきたメーカーも、つぎつぎとPCパーツの製造に切り替えているという。（翻訳?編集/SN）