2009年8月12日、楽天証券は12日、投資家向けに配信した『新興國投資情報(bào)レポート 』で、投資顧問會(huì)社ディレクター?広瀬隆雄氏の報(bào)告として、「中國の経済運(yùn)営が理想の狀態(tài)にある」と紹介した。

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同レポートは、このほど発表された7月の経済指標(biāo)は「中國経済がちょうど良い狀態(tài)にあることを示唆している」と分析している。

それによると、中國國家統(tǒng)計(jì)局はこれまで、大體各月の中頃にバラバラに數(shù)字を発表してきたが、8月からは指標(biāo)類の発表をなるべく一回にまとめるとともに記者會(huì)見を開き、質(zhì)疑応答の時(shí)間を設(shè)けることにしたという。同レポートは、「これは中國の経済統(tǒng)計(jì)の透明性、信頼性を少しでも改善しようとする當(dāng)局の前向きな姿勢のあらわれ」と評価している。

今回発表された7月の指標(biāo)をみると、都市部における固定資産投資は＋30％と6月（＋35％）から減速。1?7月では＋32．9％で、前年に比べて5．6ポイント高い數(shù)字となった。鉱工業(yè)生産は＋10．8％と6月（＋10．7％）から若干改善した。また物価は、消費(fèi)者物価指數(shù)が前年同期比1．8％低下、生産者物価指數(shù)は同8．2％低下といずれも「インフレの兆候をまったく感じさせない數(shù)字」になっている。

これに対して、輸出は6月に比べて＋5．2％、同じく輸入は＋3．5％とともに改善基調(diào)にあるという。

この結(jié)果、「中國の経済の狀態(tài)はちょうど良い具合で回復(fù)しつつあり、今のところは大きな政策の手直しは必要ない」とみられる。ただ、「不動(dòng)産や株式などの資産価値の上昇は將來バブルを生ずる可能性がある」と指摘。バブルを未然に防ぐ方策の一つとして、現(xiàn)在レッドチップとして香港で上場されている中國企業(yè)を本土へ誘致し、株式の供給を増やすことでA株市場を冷やす準(zhǔn)備が進(jìn)められているが、この措置がレッドチップの再評価を促すきっかけになる可能性があるとしている。

楽天証券によると、広瀬氏は、現(xiàn)地米國でSGウォーバーグ（現(xiàn)在のUBS）、H＆Q、JPモルガンと、常にADRに関連した業(yè)務(wù)に従事。 現(xiàn)在は、BRICsを中心としたエマージング?マーケットに特化した投資顧問會(huì)社コンテクスチュアル?インベストメンツLLCでマネージング?ディレクターとして活躍中。（NK）