2009年8月12日、米紙ニューヨーク?タイムズは「中國(guó)のゴミ焼卻場(chǎng)が世界を脅かす」と題した記事を掲載し、中國(guó)におけるゴミ処理の狀況を紹介した。13日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

記事によると、中國(guó)は世界最大のゴミ産出國(guó)になった後、ゴミの埋立地が不足し、ゴミ焼卻場(chǎng)の建設(shè)を開(kāi)始した。しかし、焼卻場(chǎng)の多くは汚染対策や環(huán)境対策がなされないままで、煤煙や粉塵はジェット気流などに乗り太平洋を越えて米國(guó)にまで及んでいるという。

世界銀行は05年のレポートで「中國(guó)がゴミ焼卻場(chǎng)の建設(shè)を加速し、汚染対策を怠れば世界の大気中のダイオキシンの量は2倍になる」と危険性を指摘してきた。

中國(guó)では現(xiàn)在、ゴミ焼卻場(chǎng)に関して國(guó)?地方などの統(tǒng)一基準(zhǔn)がないだけでなく、極端な場(chǎng)合は同一市內(nèi)でも異なる基準(zhǔn)によって焼卻場(chǎng)が建設(shè)されている。広東省深セン市の龍崗ゴミ焼卻場(chǎng)の煙突からは黒煙が吐き出され、周?chē)煲粠·摔袭惓簸ⅳ赁zめ、住民からの苦情が殺到している。一方、同市の寶安ゴミ焼卻場(chǎng)から煙は上がっておらず、検査でも汚染物質(zhì)がほとんど検出されないレベルにまで環(huán)境対策が施されている。ただし、建設(shè)費(fèi)が龍崗ゴミ焼卻場(chǎng)の10倍以上かかるだけでなく、専門(mén)家は「多くの焼卻場(chǎng)は焼卻後の灰の処理問(wèn)題を抱えている」と指摘する。

過(guò)剰包裝の中止やリサイクルの強(qiáng)化によるゴミ発生量の抑制は言うに及ばず、関係者は「ゴミを分別するだけでも焼卻溫度の調(diào)整などによってダイオキシンの発生を最小に抑えることが可能」と提案する。しかし、一部の裕福な都市の住民を除いてゴミ処理問(wèn)題に対する関心は薄いのが実情だという。（翻訳?編集/HA）