2018年1月3日、韓國(guó)?KBSによると、韓國(guó)北東部の江原道（カンウォンド）麟蹄郡（インジェグン）を流れる昭陽(yáng)江（ソヤンガン）の川辺に建立されたマリリン?モンロー像が物議を醸している。

原州（ウォンジュ）地方國(guó)土管理庁は先月21日、「昭陽(yáng)江麟蹄地區(qū)の河川環(huán)境整備事業(yè)」の一環(huán)として川辺の広場(chǎng)にマリリン?モンロー像を建立した。同事業(yè)は2016年から61億ウォン（約6億4500萬(wàn)円）をかけて長(zhǎng)さ4．12キロにわたる河川周辺に遊歩道と広場(chǎng)?體育施設(shè)などを造るというもので、銅像の制作だけでも5500萬(wàn)ウォン（約580萬(wàn)円）かかったという。

しかし最近、韓國(guó)文化遺産政策研究所のファン?ピョンウ所長(zhǎng)が自身のSNSで「麟蹄郡にマリリン?モンローのいやらしい銅像が建てられたと後輩が寫真を送ってきた。モンローが麟蹄米軍基地で慰問(wèn)公演を行なったことを記念して造られたというけれど、単に米軍基地に來(lái)ただけ。こんなものを記念と捉える設(shè)置者らのレベルの低さにびっくり」と指摘。ファン所長(zhǎng)が公開した寫真には、映畫「七年目の浮気（1955）」內(nèi)のワンシーンで誰(shuí)もが知っている「ニューヨーク地下鉄の通気口上で風(fēng)でめくれそうになるスカートを押さえる姿」のマリリン?モンロー像が寫っている。

さらに、ファン所長(zhǎng)は「樸正熙（パク?チョンヒ元韓國(guó)大統(tǒng)領(lǐng)）像が波紋を呼んだように、記念物とは集団の記憶。當(dāng)時(shí)モンローが麟蹄へ來(lái)たものとみることはできない。韓國(guó)の住所も使わない米軍基地にいる米軍に會(huì)いに來(lái)ただけにすぎない。麟蹄の文化?歴史?自然とも似合わない。記念物として記憶する意味などない」とも指摘したとされる。

記事では、実際にモンローは朝鮮戦爭(zhēng)休戦後の1954年に麟蹄を訪れているが、4日間の滯在中、麟蹄のみならず大邱（テグ）、東豆川（トンドゥチョン）、ソウルなどを巡り10回余り慰問(wèn)公演を行ったと伝えている。ただし、彼女の訪問(wèn)を記念して銅像を建立した所は一カ所もないとのこと。

ファン所長(zhǎng)のSNSがネット上で物議を醸す中、原州地方國(guó)土管理庁の関係者は「麟蹄郡から観光など地域経済活性化に向けてマリリン?モンローのストーリーテリングを事業(yè)に含めてほしいとの要請(qǐng)があり設(shè)置した」とし、「良い意味を込めて公園を造成したが、一部別の見(jiàn)方もあるようだ」と話している。

ネットユーザーからは「昭陽(yáng)江にモンローとは突拍子もない発想」「昭陽(yáng)江の乙女がモンロー？」など「腑に落ちない」といった意見(jiàn)や、「5500萬(wàn)ウォンがもったいない」「何考えてるの？」「江原道は五輪後に落ちぶれることだろう」など非難の聲が相次いで上がっている。

また、「やるんだったら専門家らに意見(jiàn)を聞くべき」「今後こういうことをする際には企畫者を明らかにして。誰(shuí)の頭から出たアイデアなのか名前だけでも知ろうじゃないか」と求めるコメントも。

その他に「むしろ戦時(shí)中に戦死した軍人のための銅像を建てたら？」「少女像（＝慰安婦像）に建て替えて」と提案するユーザーも見(jiàn)られた。（翻訳?編集/松村）