2009年8月14日、ポータルサイト「網(wǎng)易」のBBSに「ユーザー統(tǒng)計によると中國人は一生で80通の証明書が必要」というスレッドが立ち、話題となっている。出生証、身分証、學(xué)生証といった一般的なものから、獨身証明、収入証明、死亡証まで、実にさまざまな証明書が存在する。

【その他の寫真】

「中國は証明書大國」と自嘲するネットユーザーが、実際に必要な証明書を「家庭婚姻関係」「身分証関係」「學(xué)習(xí)?職業(yè)関係」「移動?旅行関係」「財産関係」「その他」に分類して1つ1つ記入。その結(jié)果、80通の証明書が必要だと判明した。このユーザーは「これほど多くの証明書が必要であるため、怪しい『証明書手続き代行サービス』が橫行している」と指摘。中國ではニセの証明書が出回り、証明書偽造が金儲けの手段になっている。

証明書のなかには実際の生活にはあまり必要のないものも含まれているが、現(xiàn)狀から考えて証明書1通の手続きに1年の歳月が必要だとすれば、すべての手続きが終わったときに壽命も盡きる計算に。いずれにせよ、これほど多くの「紙」がなければ自分を証明できない現(xiàn)実に多くのユーザーはため息をつき、「80通の証明書を得るために支払う費用を考えると、國が儲かるために必要な証明書としか思えない」と嘆いている。なお、証明書には「婚検証（結(jié)婚のための健康診斷合格証）」「一人っ子父母栄光証」「初婚初育（初婚で初めての育児）証」など中國獨特なものも多い。（翻訳?編集/本郷）