2009年8月15日、新華社通信（電子版）によると、溫室効果ガスの排出が招く地球溫暖化の加速で、中國(guó)を代表する長(zhǎng)江源流域の濕地帯面積の減少が加速していることが分かった。チベット高原が正常な生態(tài)環(huán)境を保つ上でこれが大きな負(fù)荷になっているという。

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長(zhǎng)江（全長(zhǎng)およそ6300km）は、中國(guó)最長(zhǎng)にして世界3位の大河である。源流域の濕地帯は中國(guó)最大の規(guī)模（面積およそ1萬4300平方キロメートル）で、主に同流域の東部と南部に集中している。

長(zhǎng)江源流域の氷河?湖沼?濕地など生態(tài)環(huán)境を調(diào)査する専門家らは、「地球溫暖化の加速によって、源流域の濕地帯が驚くべき速さで消失している」と指摘している?！暗厍颏文I臓”と稱される同濕地帯。チベット高原はじめ中國(guó)全土の生態(tài)環(huán)境を維持するだけでなく、中下流域においては水量調(diào)整という重要な役割を果たしている。

湖沼濕地帯の縮小化は、干ばつ?洪水?土壌荒廃などの原因となり、生態(tài)系に深刻なダメージを與えかねない。中國(guó)3大河川である長(zhǎng)江?黃河?メコン川の源流域に生息する濕地植物も減少の危機(jī)に瀕することになる。

調(diào)査によって、長(zhǎng)江源流域ではここ數(shù)年で凍土融解が急速に進(jìn)行、地下水位も低下していることがわかっている。濕地帯の縮小を招いた最も大きな原因は、地球溫暖化の加速による凍土消失とみられている。（翻訳?編集/SN）