2009年8月19日、四川省成都市で先月中旬、大雨に見(jiàn)舞われた後に傾いてしまった「中國(guó)版?ピサの斜塔」の住民たちが、事故原因になったと思われる隣の工事現(xiàn)場(chǎng)の施工業(yè)者に賠償を求めているという。華商ネットの報(bào)道。

【その他の寫(xiě)真】

先月17日夜、成都市は激しい雨に見(jiàn)舞われたが、その翌朝、市內(nèi)の某マンション2棟が傾いて互いに寄りかかった狀態(tài)となっており、壁や地面に亀裂が走っているのが見(jiàn)つかった。

ある住民は起床後、窓を開(kāi)けようとしたところ押しても引いても窓が開(kāi)かないことに気づき、外を見(jiàn)てみると、隣の建物がにわかには信じがたいほど近くに迫り、隣の棟のベランダが自宅のベランダにかぶさっていたと話(huà)している。もともと2棟は非常に接近して建てられており、場(chǎng)所によっては間隙が6cmしかなかったという。物件は購(gòu)入5年にも満たない狀態(tài)だった。 一部の住民はすでに別の場(chǎng)所へ避難しているが、一部は依然としてこの「中國(guó)版?ピサの斜塔」に住み続けている。住むことができなくなったからと言って売りに出すこともできず、途方に暮れている狀況だ。中には萬(wàn)が一に備え、遺書(shū)を準(zhǔn)備した住民もいるという。

今年3月より、このマンションに隣接した土地で別の建物の建設(shè)工事が行われていた。30階建てのビル3棟を建設(shè)予定で、深さ8mまで地盤(pán)を掘り下げる工事が行われていたが、その震動(dòng)たるや、マンションの室內(nèi)に置かれた水が波立つほどのものだったため、住民たちはこれまでにも不安を募らせていた。そのため先月25日には問(wèn)題の工事は中止、中國(guó)建築西南調(diào)査設(shè)計(jì)研究院が調(diào)査に乗り出した。その後に発表された調(diào)査結(jié)果で、事故原因は「マンションの排水構(gòu)造が機(jī)能していなかったため」とされた。隣地の地盤(pán)掘り下げ工事にもある程度の因果関係があることを認(rèn)めたものの、その程度については明確に示されなかった。

これに対して不満を持ったのが住民たち。協(xié)議の末、工事現(xiàn)場(chǎng)の施工業(yè)者は住民たちの一時(shí)避難への補(bǔ)助として、住居の臨時(shí)移転にかかる費(fèi)用を負(fù)擔(dān)すると申し出たうえ、2回目の原因調(diào)査を行うことを約束したが、住民らは「所有物件の価格が事故によって下落した差額分を保証してほしい」「もっとも理想なのは、施工業(yè)者がマンションを再建し、安全面を徹底して保障することだ」としている。(翻訳?編集/愛(ài)玉)