2009年8月20日、地球溫暖化の影響で中國チベット高原の氷河の融解が加速している。國連の気候変動(dòng)に関する政府間パネル（IPCC）は5月、このままのペースでいけば30年以內(nèi)に氷河は完全に消失するとの報(bào)告をまとめた。新華網(wǎng)が伝えた。

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チベット高原の氷河のうち82％が年々後退している。報(bào)告は、地球溫暖化による氷河や永久凍土の融解は數(shù)十年後にはアジア全體の生態(tài)系に深刻な影響を及ぼすと指摘する。また、溶け出した氷河が黃河や長江の水量を増やすことで、長期的に見れば洪水が起こる可能性も高くなる。中國やインド、ネパールなどの國々にとっては主要河川の水源地になっていることから、氷河の縮小で溶けだす水の量が減れば、計(jì)27億人の飲料水が不足する事態(tài)にもなる。気象資料によれば、1961年から2008年の間にチベット自治區(qū)の平均気溫は10年で0．32℃の割合で上昇しており、今年7月の平均気溫は1951年以來最高を記録した。

このほか、中國気象局の秦大河（チン?ダーホー）局長は「永久凍土の融解による地形変化はその上に建設(shè)された青海チベット鉄道や青蔵道路などにとって大きな脅威」と指摘するが、中國科學(xué)院の程國棟（チョン?グオドン）院士は「あと少なくとも50年は安全運(yùn)行が可能だ。過去3年間、チベット鉄道が走る永久凍土が溶けたという報(bào)告はない」と反論している。（翻訳?編集/NN）