2009年8月21日、東芝（東京都港區(qū)、佐々木則夫社長）は同社グループで中國で水力発電設(shè)備の製造、販売、保守サービスを行う「東芝水電設(shè)備（杭州）有限公司」がこのほど、江西省の石虎塘発電所向け水力発電設(shè)備について、江西省交通庁からバルブ式水車と発電機(jī)を受注したと発表した。受注額は30億円。

受注したのは20．6メガワット級バルブ式水車と発電機(jī)6セット。同発電所は2011年11月末から順次運転を開始する予定で、東芝は同5月から受注品を納入する。

同社によると、中國の水力発電所の新規(guī)建設(shè)規(guī)模は世界の5割を占めており、発電設(shè)備容量は20年までに08年の2倍に拡大すると見込まれる。同社はこうした中國市場で今後も水力発電設(shè)備の受注活動を強(qiáng)化したい考えだ。（編集/東亜通信）