2009年8月19日、キッシンジャー元米國務(wù)長官は米紙ワシントン?ポストへの寄稿で、経済成長に伴う中國の臺(tái)頭により米中関係も「バランスを取り直す必要がある」と指摘した。21日付で中國青年報(bào)が伝えた。

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キッシンジャー氏は中國の米國に対する影響力の高まりを米國人の多くは重視していないが、中國は自らの目的を達(dá)成させるためには並はずれた忍耐力を発揮すると警告。両國が対立関係に陥ることを避けるため、米國は國際金融システムの改革を進(jìn)める中で発言権を強(qiáng)める中國を支持しなければならないと指摘した。

中國は輸出依存型から內(nèi)需主導(dǎo)型に転換し、米國は過剰消費(fèi)體質(zhì)を是正することで世界経済は好転すると指摘されているが、それにより世界政治の構(gòu)造も変化すると同氏は指摘。中國の対米輸出依存度が大きく低下し、代わりに周辺諸國の対中依存度が高まるにつれ、中國の政治的な影響力は急激に拡大する。米中間は貿(mào)易依存度の低下を政治面での協(xié)力で補(bǔ)うしかない。

同氏は、米國は中國と政治面で「平等な協(xié)力」をした経験が少ないため、「新たな協(xié)力モデルの確立は容易なことでなはい」としながらも、かつて英國とドイツが友人から敵に変わった教訓(xùn)を生かし、互いに考え方を改めなければならないと強(qiáng)調(diào)。さもなければ、エネルギー問題や地球溫暖化、核不拡散問題など米中の協(xié)力が不可欠な問題が解決不能に陥ると警告した。（翻訳?編集/NN）