2009年8月21日、日本政府観光局（JNTO）上海事務(wù)所の鈴木克明所長(zhǎng)は、「日本を訪れる中國(guó)人旅行者の1人あたり平均支出額は16萬円に上る」と述べ、訪日旅行者の誘致拡大が見込める重要な國(guó)家としての認(rèn)識(shí)を示した。同日付で中國(guó)新聞社が伝えた。

【その他の寫真】

鈴木所長(zhǎng)によると、日本を訪れる外國(guó)人旅行者の1人あたり平均支出額は8萬円。中國(guó)人旅行者の支出額はその2倍で、各國(guó)の中でトップという。中國(guó)人旅行者が日本滯在中に最も好んで購(gòu)入する物は數(shù)年前まで電気製品だったが、最近では服飾品、化粧品などの人気も高まっている。

景気後退の波が世界各國(guó)に広がっているが、「08年に日本を訪れた中國(guó)人旅行者數(shù)は100萬人の大臺(tái)を突破した」と述べ、日本旅行の人気は衰えていないとの見方を示した鈴木所長(zhǎng)。今年6月、新型インフルエンザが世界的に流行し、日本を訪れる外國(guó)人旅行者への影響が懸念されたが、減少幅が最も小さかったのは中國(guó)人旅行者で、7月以降も小幅にとどまっているという。

日本政府は今年7月、中國(guó)人向けの個(gè)人観光査証（ビザ）を解禁。わずか1か月あまりで、同制度を利用して1200人以上の中國(guó)人旅行者が日本を訪れているが、その大半が30歳前後の富裕層という。観光スポットでは東京、大阪などがメジャーだが、神戸周辺の関西エリアも中國(guó)人旅行者に人気だそうだ。（翻訳?編集/SN）