2009年8月20日、中國(guó)人ブロガー?周黎明（ジョウ?リーミン）氏は「歴史文化財(cái)としての潛在価値がある中國(guó)の建築物」と題した記事を発表した。

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中國(guó)人にとって高層ビルはあこがれであり、近代化を象徴するもの――。周氏が初めて米國(guó)の地を踏んだのは1986年。米國(guó)全土に摩天樓が広がっていると思い込んでいたが、空港に降り立つなりイメージとは異なる殺風(fēng)景な街並みに驚かされたという。わずか25年足らずの間に、中國(guó)は高層ビル數(shù)で米國(guó)を追い越した。それもマンハッタンを除けばだが、周氏によれば「そのビル群をニューヨーク全域に分散させる、もしくは中國(guó)の大都市で市內(nèi)にある高層ビルを1か所に集中させれば、マンハッタンさえもひれ伏す」そうだ。

また、周氏は「中國(guó)のビル高層化は、米國(guó)に勝る」との見方を示す。しかし、最大の勝利は“高さ”ではなく“構(gòu)造”にあり、その最たるものが中國(guó)の行政府ビルという。四川大地震の発生時(shí)、周氏は被災(zāi)地から500km離れた都市で、新築まもない行政府ビルを取材していた。立っていられないほどの揺れを感じたが、「目の前の副市長(zhǎng)が非常に落ち著いていたこともあり、不安は感じなかった」と振り返っている。

SF映畫の名作「猿の惑星」は衝撃的な結(jié)末だった。猿の惑星に漂著した主人公が、“禁斷の地”で砂に埋もれた自由の女神を発見し、そこが未來(lái)の地球だと気付くのだ。マンハッタンが地球文明の象徴として描かれていたわけだが、「もし、中國(guó)が舞臺(tái)となっていたら、廃墟のなかに殘っているのは間違いなく行政府ビルだろう。しかも殘骸ではなく、パルテノン神殿のように荘厳な骨組みも殘っているはず」と周氏。さらに「異星人が高度な研究で、地球の輝かしい文明を発見した時(shí)、文獻(xiàn)に殘すべき価値があるのも中國(guó)の行政府ビルだ」と強(qiáng)調(diào)している。（翻訳?編集/SN）

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。