2009年8月24日、「人民武裝警察法改正案」についての全人代?常任委員會による2度目の審議を経て、中國?人民武裝警察部隊による治安維持活動の活動範(fàn)囲が9項目から8項目に減らされた。中國新聞社が伝えた。

【その他の寫真】

全人代?法律委員會の劉錫栄（リウ?シーロン）副主任委員によると、「突発事件処理法」と國務(wù)院による規(guī)定に従い、第7項の「社會の安全を脅かす事件」と第8項の「テロ事件」を1項にまとめた。さらに、武裝警察部隊が08年3月の「ラサ暴動」と今年7月の「ウルムチ暴動」の鎮(zhèn)圧に成功した経験をもとに、武裝警察部隊の暴動事件鎮(zhèn)圧についての任務(wù)を明確に定めるべきだとの意見書も提出された。

武裝警察部隊の任務(wù)についての改正案は以下の通り。

1、國家が規(guī)定する警護対象と目標(biāo)、重大なる活動における武裝警護任務(wù)。

2、重要な公共施設(shè)、倉庫、水源地、水利施設(shè)、電力施設(shè)、通信関係の重要施設(shè)等、國家経済と國民生活に深くかかわる施設(shè)等の武裝警護任務(wù)。

3、主要交通施設(shè)の重要な位置にある橋、トンネルの武裝警護任務(wù)。

4、刑務(wù)所及び拘置所の外囲の武裝警戒任務(wù)。

5、直轄市、省?自治區(qū)の政府のある市、及び他の重要な市の重點區(qū)域における特別定められた時期のパトロール任務(wù)。

6、公安機関、國家安全機関、司法行政機関、検察機関、審判機関あるいはその他の機関と協(xié)力し、法に則り逮捕、護送等を行う任務(wù)。

7、暴動、騒亂、大規(guī)模かつ重大な暴力犯罪事件、テロ事件、及びその他の社會の安全を脅かす事件の処理?鎮(zhèn)圧任務(wù)。

8、國家が命ずるその他の安全警護任務(wù)。

武裝警察部隊の動員に関する批準(zhǔn)権限の帰屬とその手続きについては、國務(wù)院と中央軍事委員會が定める、としている。（翻訳?編集/津野尾）