2009年8月、レコードチャイナのライターによる個(gè)人ブログ「21世紀(jì)中國(guó)ニュース」は、中國(guó)のいわゆる「コピー攜帯」、山寨攜帯に関する記事を発表した。本體価格こそ安いものの、一部の製品には「悪意のあるプログラム」が仕込まれており余分に電話料金がかかるなどの問(wèn)題があるという。

【その他の寫(xiě)真】

同ブログの內(nèi)容は以下の通り。

最近、日本メディアでもニュースを目にすることが多くなった中國(guó)の山寨攜帯。正規(guī)の企業(yè)登録、認(rèn)可を受けていない“怪しい”會(huì)社による製品ですが、今や中國(guó)攜帯市場(chǎng)の主力製品となっています。年1億臺(tái)以上が生産され、海外にも輸出されているほど。

その背景となっているのが攜帯電話の水平分業(yè)のトレンド。山寨攜帯メーカーには従業(yè)員10人以下、マンションの一室で作っているような企業(yè)も多いようです。パーツさえ集めれば簡(jiǎn)単に作れてしまうよう。日本も法的規(guī)制さえクリアできれば、自作パソコンならぬ自作攜帯ブームが起きても不思議じゃないですね。

安いものなら新品でも3000円ちょっとで買えてしまう価格が山寨攜帯最大の魅力。ところがその安さに落とし穴があったというのが今回ご紹介する記事です。今年8月に中國(guó)中央電視臺(tái)（CCTV）の番組「経済と法」で、その安さの謎を解明する番組が流されました。

一部の山寨攜帯には「悪意のあるプログラム」が仕込まれており、勝手に攜帯の有料情報(bào)サービスに登録してしまうというもの。サービスプロバイダーと山寨攜帯メーカーは手を組んでおり、キックバックを受けることで収入を得ているそうです。勝手に有料サービスに加入させられても、メール1通當(dāng)たり1元（約14円）とか月5元（約69円）とか一人當(dāng)たりの支払額はたいしたことにはなりません。しかし塵も積もれば山となる、なかには月4?5億元（約55?69億円）を売り上げるサービスプロバイダーもいるそうです。

山寨攜帯メーカー自體は連絡(luò)がつかない“怪しげ”な會(huì)社であっても、サービスプロバイダーは電話會(huì)社と契約している身元がはっきりとした會(huì)社のはず。なんで取り締まれないのか不思議でなりませんが、CCTV記者が電話會(huì)社に尋ねたところそのあたりはのらりくらりとかわされています。有料サービスは電話料金の一部として引き落とされ、電話會(huì)社にも手?jǐn)?shù)料が入るだけにあまり取り締まる気がないのかもしれません。

生き馬の目を抜く中國(guó)市場(chǎng)でどのようにして“安さ”を?qū)g現(xiàn)するか。その秘密の一端がわかる面白いニュースでした?！赴菠い猡韦摔涎Yがある」とはまさにこのこと。留學(xué)生などあまりお金がない日本人もついつい安いからと山寨攜帯を買ってしまいそうですが、だまされないように気をつけないと結(jié)局損をしそうです。（筆者：chinanews）

■「21世紀(jì)中國(guó)ニュース」は中國(guó)在住経験を持つ翻訳者のブログ?！?1世紀(jì)は中國(guó)の世紀(jì)』と言われその成長(zhǎng)がもてはやされるなか、「このまますんなりと発展が続くとは思えない」と考え、スポーツにとどまらず中國(guó)関連の「気になるニュースをピックアップし」紹介している。FC2ブログに掲載。