2009年8月25日、クレジットカード會社?マスターカードが24日に発表したレポート「贅沢品市場：過去から予測する未來のトレンド」によると、中國本土住民の贅沢品に対する消費(fèi)金額が、2015年には日本を抜きアジア最大になる見込みであることが分かった。香港紙「文匯報(bào)」が伝えた。

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レポートは、マスターカードとフランスのエセックビジネススクール（ESSEC Business School）が共同で作成した。同スクールのミシェルファン首席教授は「クレジットカードの利用データなどから推測すると、中國の今後1年間の贅沢品消費(fèi)額の伸びは7％前後、一方、米國はマイナス10?15％となるだろう」と分析している。

中國本土における贅沢品の購買力について、同教授は「長い歴史を持つ世界的なブランドのルイ?ヴィトンやグッチなどでさえ、中國で知られるようになってからまだ10年ほどしか立っておらず、中國本土でのブランドに対するニーズは非常に強(qiáng)い。加えて、購買力を持った富裕層が増大しており、富裕層による非必需品の消費(fèi)総額は、2015年には香港の約8倍の1669億ドルに達(dá)するだろう」と語る。

こうした傾向を受けて、世界の有名ブランドは中國本土に続々と専門店を開設(shè)している。例えばルイ?ヴィトンは、中國國內(nèi)にすでに専門店25店舗を開設(shè)しているという。

同教授は、有名ブランドの対中國戦略として、ネットショップの開設(shè)を勧める。過去の調(diào)査では、中國本土の回答者の94％が「ネットショッピングをする」と答え、アジアでは最も高い割合だったことに加え、國土の広い中國各地で専門店を開設(shè)するのは限界があるためだと説明する。同教授は「有名ブランドによるネットショップの開設(shè)は、ブランド商品の売り上げを伸ばし、中國の贅沢品消費(fèi)の主力となる」と予想している。（翻訳?編集/HA）