2009年8月29日、オーストラリア紙?シドニーヘラルドモーニングは外交的に中國(guó)を刺激するべきではないとの社説を発表、中國(guó)外交の規(guī)則さえ理解しておけば衝突は避けられると主張した。30日、環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

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現(xiàn)在、中豪関係は悪化へと向かっている。中國(guó)の外交方針を示すとされる中國(guó)日?qǐng)?bào)は、「オーストラリアが世界の反中國(guó)勢(shì)力を主導(dǎo)している」と批判した。ある中國(guó)國(guó)有新聞の一面は「（オーストラリアが）新疆獨(dú)立勢(shì)力の指導(dǎo)者と反中國(guó)勢(shì)力とが手を組む機(jī)會(huì)を與えた」と大書してある。あまりにもばかばかしい報(bào)道だが、両國(guó)関係の停滯は深刻だ。

実際のところ中國(guó)を怒らせないようにするポイントはきわめて明確だという。中國(guó)にとって絶対に譲れない、いわゆる「核心利益」は安全保障、主権と領(lǐng)土の統(tǒng)一、経済と社會(huì)の持続的かつ安定的な発展の3點(diǎn)。経済が最後尾に置かれた順序が実は重要な意味を持っている。つまり中國(guó)アルミのリオ?ティント社買収失敗などの経済問題は中國(guó)を不愉快にさせる要素となっても、両國(guó)関係を停滯させる決定的な要素とはならない。

安全保障と領(lǐng)土の問題でも「免責(zé)事項(xiàng)」が設(shè)けられている。すなわち非公式な発言や行動(dòng)ならば、中國(guó)の反発を避けることができる。こうした「免責(zé)事項(xiàng)」は中國(guó)が世界各國(guó)と無(wú)限に対立することを避けるためものだという。

非公式にチベットやウイグルでの民族政策の失敗を批判すること。中國(guó)にとっての「問題人物」に庇護(hù)を與えつつも、その意見には同意しないこと。軍備を増強(qiáng)しても中國(guó)の脅威を言い立てないこと。これらは全て「免責(zé)事項(xiàng)」に當(dāng)てはまる。

こうした中國(guó)外交の暗黙の規(guī)則を理解すれば、中國(guó)との衝突を避けることができる。重要なことは外交関係という政治的リソースをたくわえ、本當(dāng)に必要な時(shí)以外は浪費(fèi)しないことであり、全力で中國(guó)の怒りを買わないよう努力することだと同紙は主張している。意外とシンプルな中國(guó)外交のルール、日本の民主黨政権にとっても參考になりそうだ。（翻訳?編集/KT）