2009年8月31日、イタリアの華字紙「歐華聯(lián)合時報」によると、同國の銀行業(yè)界が行った市場調(diào)査から、最近10年間、外國人移民労働者がイタリアの労働市場を刺激し、同國全體の就業(yè)率を高めていることがわかった。女性の就業(yè)先はベビーシッターや老人介護に限らず、華人女性を中心に起業(yè)する者も増えている。中國新聞社が伝えた。

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調(diào)査によると、2008年中、180萬人の外國人移民がイタリアで就業(yè)しており、全國就業(yè)者數(shù)の7．5％を占めている。イタリア中北部の外國移民の就業(yè)率は全就業(yè)者中の9％、南部では3％を占める。移民のうち男性の就業(yè)率は83．1％で、イタリア人男性平均74．5％よりも高い。女性就業(yè)率に関しては移民が53．5％、イタリア人が56．3％と、イタリア人の方がまだ高い。

イタリアの商務(wù)関連機関によると、移民女性の起業(yè)家は3萬人を超えており、そのうち40％以上、約1萬2000社が華人女性によるもの。華人女性経営者の數(shù)は他國からの移民に比べ多く、飲食、商業(yè)、紡織などに従事している。地域ではミラノ、ローマ、フィレンツェ、プラートに集中している。

プラート市內(nèi)の商業(yè)ビルにある卸売企業(yè)80社を調(diào)査したところ、女性経営者が男性よりも多いことが判明、60％を占める。プラート市內(nèi)の中國系企業(yè)では女性が切り盛りするのが當(dāng)たり前のようだ。華人女性経営者の多くは江蘇省、浙江省など江南地方の出身。業(yè)種は工場から貿(mào)易、問屋業(yè)まで様々だ。（翻訳?編集/小坂）