2009年9月1日、中國(guó)國(guó)家発展改革委員會(huì)は翌2日からガソリンとディーゼル油の価格を1トン當(dāng)たり各300元（約4070円）引き上げると発表した。中國(guó)當(dāng)局はガソリンなど石油製品の価格を統(tǒng)制しており、國(guó)際原油価格を反映させながら調(diào)整している。価格調(diào)整が行われるのは2009年に入って6回目で、うち、値上げは4回となった。

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中國(guó)當(dāng)局は都市ごとにガソリンとディーゼル油の小売価格の上限を設(shè)定している。現(xiàn)地紙?北京晨報(bào)によれば、北京では國(guó)有大手石油會(huì)社系のガソリンスタンドで、乗用車が一般的に使用する93號(hào)ガソリンが従來より1リットル當(dāng)たり0．24元（約3．2円）高い6．43元（約87．5円）となり、これまでの最高値を更新した。

中國(guó)當(dāng)局は今回、國(guó)際原油価格の上昇を理由に値上げを行ったが、タイミングは現(xiàn)行規(guī)定によって調(diào)整が可能となる日から數(shù)日後となった。そのため、國(guó)內(nèi)では値上げがいつ実施されるのか、または、されないのかに注目が集まっていた。値上げが遅れた背景には消費(fèi)や石油関連の川下産業(yè)への影響の懸念もあったが、石油精製企業(yè)のコスト上昇による業(yè)績(jī)悪化を避けるために踏み切らざるを得なかった模様だ。（翻訳?編集/東亜通信）