2009年9月4日、環(huán)球時(shí)報(bào)によると、米メディア、エンバイロメント?ニュース?ネットワークは2日、「中國(guó)の環(huán)境に対する透明度が徐々に向上」と題した記事を掲載し、中國(guó)各都市の環(huán)境汚染に関する情報(bào)公開度が改善してきていると報(bào)じた。

【その他の寫真】

環(huán)境保護(hù)に関連するNGO（非政府組織）関係者によると、中國(guó)では06年の段階で、全國(guó)100以上の都市で水質(zhì)汚染の情報(bào)などが公開されていなかったという。こうした狀況に対し、中國(guó)環(huán)境保護(hù)部は08年、「環(huán)境情報(bào)公開弁法」を制定し、各地區(qū)に対し、違法な汚染企業(yè)や深刻な汚染事件を起こした企業(yè)の情報(bào)および汚染の程度などを報(bào)告するよう求めた。その結(jié)果、各地區(qū)の環(huán)球保護(hù)?汚染に関する情報(bào)公開度は徐々に上がってきているという。

ニューヨークに本部を置く自然資源防衛(wèi)協(xié)議會(huì)（NRDC）と中國(guó)のある環(huán)境NGOは08年9月、中國(guó)の113都市に対し汚染狀況に関する情報(bào)の公開を求めた。その結(jié)果、予想に反し、一部の都市からはかなり正確な情報(bào)が寄せられた。また、大気汚染の深刻な都市ほど汚染情報(bào)の公開を拒む程度が高いことが分かった。

一方、世界資源研究所（WRI）の中國(guó)擔(dān)當(dāng)者は「中國(guó)では汚染に関する情報(bào)公開が法で定められたばかりで、これが定著するまでにはまだ數(shù)年を要するだろう。しかし、情報(bào)公開の法制化は大きな進(jìn)歩だ」と高く評(píng)価している。

また、米國(guó)と中國(guó)は今年6月、地球溫暖化とエネルギー問題に関し、技術(shù)的な協(xié)力を約束した。これに関連し、米國(guó)の超黨派組織?外交問題評(píng)議會(huì)の関係者は「技術(shù)協(xié)力だけでは十分でなく、中國(guó)政府の情報(bào)公開に対する透明度を高めることが地球溫暖化や汚染問題を解決する重要な要素の1つである」と強(qiáng)調(diào)した。（翻訳?編集/HA）