2009年9月5日、中國政府が800萬元（約1億900萬円）以上を投じ、國家級(jí)重要文化財(cái)?シムシム石窟（森姆賽木石窟）の修繕補(bǔ)強(qiáng)を進(jìn)めていることがわかった。新華社通信（電子版）が伝えた。

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新疆ウイグル自治區(qū)アクス地區(qū)クチャ県に位置するシムシム石窟は、長きにわたって修繕補(bǔ)強(qiáng)が適切に行われてこなかったことに加え、地震?風(fēng)雨による自然風(fēng)化や人的破壊によって深刻なダメージを受けている。56の洞窟が現(xiàn)存しているが、それぞれが亀裂や雨水の流入、壁畫の劣化などの問題を抱えているという。

中國政府は、05年より新疆ウイグル自治區(qū)の「シルクロード」沿線に點(diǎn)在する文化遺産の保護(hù)を進(jìn)めており、森姆賽木石窟の修繕補(bǔ)強(qiáng)も同事業(yè)の一環(huán)。工事は今年8月末から始まっており、2010年9月15日に完工の見通し。

シムシム石窟は、古代亀茲（クチャ）國東部最大の石窟。紀(jì)元前4?5世紀(jì)のもので、総面積はおよそ23萬平方メートル。クチャ文明をひも解く重要文化財(cái)とされている。（翻訳?編集/SN）