2009年9月10日、新華網(wǎng)によると、8日付の仏紙フィガロは中國各地で環(huán)境汚染による深刻な健康被害に悩む住民たちの抗議デモが発生していると伝えた。警察が介入するほどの大規(guī)模なデモが多発しているという。

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福建省泉州市では汚水処理場の排水が地域の土壌を汚染し、周辺住民に胃がんや食道がんを発癥するケースが多発したため、8月末に數(shù)千人規(guī)模の抗議デモが行われた。地元政府の対応のまずさからデモ隊が政府職員を拉致。警察が介入し、デモ隊と激しく衝突、數(shù)十人が負(fù)傷した。その際、警察は威嚇射撃を行ったといわれている。

また、湖南省、陝西省、雲(yún)南省では精錬工場の周辺に住む子供たち2000人以上が鉛中毒と診斷された。これらの事件に対し多くのネットユーザーが怒りの聲を上げたため、問題の工場は封鎖に追い込まれ、現(xiàn)地政府は子供たちの鉛中毒の原因を究明すると約束した。

中國政府は環(huán)境保護(hù)政策に力を入れているが、過去の環(huán)境汚染のツケが今の國民に回ってきている狀況。さらに地方政府の腐敗と墮落が國家の行う環(huán)境保護(hù)政策を臺無しにしているという現(xiàn)実が國民に重くのしかかっている。（翻訳?編集/本郷）