<日本人が見た中國>がんばれ!アジアの天使!アイドルの売り出しもネット発の時代

Record China    2009年9月24日(木) 12時25分

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上海の新居にもようやく落ち著き、テレビも見られるようになったアラサー日本人女性のわたし。最近夢中なのは、日本の80年代を彷彿とさせるアイドルのオーディション番組だ。

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中國で一旗あげるため、上海へ単身乗り込んだばかりのアラサー日本人女性。そんなわたしも、このごろは上海の新居にようやく落ち著いてきた。テレビも見られるようになった。

その他の寫真

今のお気に入りのチャンネルは「娯楽臺」というところ。このチャンネルはその名の通り、気軽に見られる娯楽?バラエティ番組を主に放映していて、特に1980年代の日本を思わせるような、若いアイドル歌手が大勢出てくる番組などが多いです。

ある日、アイドルのオーディション番組が放映されていた。それこそ、70?80年代にかけての日本で大物アイドルを多數(shù)生んだ「スター誕生」のような風(fēng)情だ。番組の名は「加油!東方天使(がんばれ!アジアの天使)」。 10?20代の女の子たち9人が歌やダンスを競い合い、審査員と観客の投票によって勝ち抜いて行くという構(gòu)成。

「アジアの天使」と大きく謳うだけあって、中國全土のさまざまな地方からさまざまな民族とさまざまなタイプの美少女たちが登場して、多彩な蕓を披露する!この日の出場者も個々のキャラクターがはっきり。黒いくっきりアイラインが昔の中國美人みたいなのに、猛烈なダンスパフォーマンスを見せるアジアン?ビューティ。「豊かではない農(nóng)村家庭で育ったが、いつも笑顔と歌を忘れなかった」というホロリなエピソードを持つフォークギター娘。歐米風(fēng)な顔立ちで、見た目のイメージ通りのヒップホップダンスを繰り広げる少數(shù)民族の娘。顔とスタイルは臺灣などで流行りの王道アイドル系(日本の浜崎あゆみみたいな感じ)なのに、ものすごい高音で中國の民謡を歌い上げるツワモノ(かなり上手い)など…本當(dāng)に目が離せない!

出場者たちのレベルの高さもさることながら、もう一つ驚いたことがありました。

それは、會場に呼ばれた審査員のほとんどが「百度(バイドゥ/中國大手インターネット検索エンジン)」などのインターネット関連企業(yè)の人たちだったこと。(昔の「スター誕生」の審査員は蕓能事務(wù)所かレコード會社の人たちでしたよね?たしか。)世界的にそうですが、ここ中國でも未來のスターの命運を最も左右するメディアはインターネットということなのでしょうね。

才能豊かなスターの卵(しかもよりどりみどり)と、それを確実に売って行く新メディアの體制が整った中國の蕓能界を垣間見た気がし、今後のこの國の発展にますます期待!と思った夜でした。(30代女性/生産、物流現(xiàn)場カイゼン研究會)

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