2009年9月16日、英紙フィナンシャル?タイムズは記事「“運(yùn)命の輪”の逆転：西側(cè)諸國(guó)をしのぐ中國(guó)」を掲載した。金融危機(jī)後、最大の勝者となったのはまぎれもなく中國(guó)だという。

【その他の寫(xiě)真】

今月、遼寧省大連市で世界経済フォーラム主催の夏季ダボス會(huì)議が開(kāi)催された。席上、ある中國(guó)政府高官は「先生方、あなたたちは大きな間違いをした」と言い放ったという。確かに金融危機(jī)の後、西側(cè)諸國(guó)の金融と経済の評(píng)価は地に落ち、替わって中國(guó)の評(píng)価が高まった。今や“運(yùn)命の輪”は逆転しつつある。

さて中國(guó)経済をめぐっては3つの問(wèn)題があるという。危機(jī)からの立ち直りはどうなのか、中國(guó)の経済成長(zhǎng)は持続的なものか、そして中國(guó)の回復(fù)は世界経済にどれほどの助けとなるのかという點(diǎn)だ。

まずは第一の設(shè)問(wèn)から。中國(guó)の立ち直りは驚くべきもので、8月の工業(yè)増価値は12．3％を記録した。背景となっているのは今年3月以來(lái)毎月30％ものペースで増加を続けている銀行貸出だという。GDPは第1四半期に6．1％、第2四半期に7．9％、第3四半期はさらに高い數(shù)値になるとみられている。年8％成長(zhǎng)の目標(biāo)は十分達(dá)成可能との見(jiàn)込みだ。

第二の設(shè)問(wèn)、成長(zhǎng)は持続可能かという問(wèn)いについても答えはイエス。流動(dòng)性の爆発的な増加は資産インフレの危機(jī)を招くが、世界経済がデフレ傾向にあるなかでインフレリスクはほとんどない。また中國(guó)の健全な財(cái)政にも注目するべきだという。

最後の設(shè)問(wèn)、世界経済にとって中國(guó)の回復(fù)がどれほどの助けになるかという點(diǎn)について。中國(guó)の貿(mào)易黒字は確かに減少を続けているものの、世界経済に占める中國(guó)経済の比率はわずか8％前後。世界全體を引っ張る役割は期待できないだろうと指摘している。（翻訳?編集/KT）