Record China 2018年1月7日(日) 14時10分
拡大
中國の空母「遼寧」が山東省の青島港を出港した。遠洋航海と見られている。中國側はこれまで臺灣と協(xié)定のない航空機航路の使用も始めており、臺灣當局は民間機と衝突する恐れも出ていると抗議した。寫真は遼寧。
中央通訊社、聯(lián)合新聞、自由時報など臺灣メディアは4日、中國の空母「遼寧」が山東省の青島港を出港したと報じた。艦隊を伴う遠洋航海とみられ、中華民國國防部(臺灣國防省)は警戒を強めている。臺灣當局は、中國側が協(xié)定のない航空機の航路の使い方も始めており、民間機と衝突する恐れも出ていると抗議した。
臺灣國防省は4日時點で、遼寧について「數(shù)隻の作戦艦を伴い、停泊地を出発した。経由地は(上海沖合い)の舟山島。狀況からみて遠洋航海と判斷できる」と発表。狀況の把握を継続するとともに、中國軍の艦船や航空機が臺灣海峽の中間線よりも臺灣よりに侵入した場合には阻止?警告?駆逐すると表明した。
遼寧は母港である山東省青島にある軍港を出港したとみられている。出港日について、一部のメディアは4日と伝えた。
臺灣國防省や臺灣民用航空局はさらに、中國側が中臺雙方の協(xié)定が成立していない航空機航路の使い方を始めたと指摘。その1つが、中國大陸と臺灣本島の中間線よりわずかに西側を南北に伸びるM503で、中國側が15年に同航路の利用を求めた際には、「北から南に飛行すること」「緊急時に航路を変更する場合には必ずM503よりも中國大陸寄りを飛行すること」などで協(xié)定がまとまった。
臺灣國防省によると、中國側は協(xié)定に反して「M503を南から北」方向に航空機を飛ばした。民用航空局の何淑萍副局長は、中國側がM503に延べ12機の航空機を飛ばしたと説明した。
中國側はさらに、臺灣と大陸側福建省を結ぶ民間航空機の航路で、中國側航空機の利用について臺灣側との協(xié)定が成立していないW122、W123の2航路などにも航空機を飛ばしたされる。何副局長によると、情報を入手してただちに中國側に電話で抗議したが、具體的な反応は得られなかった。
民用航空局は、中國側航空機が未協(xié)定で飛行している航路及び隣接する航路に民間航空機が乗り入れると衝突の恐れもあるとして、臺灣および外國の航空會社70社以上に、該當する航路を利用しないように連絡したという。(翻訳?編集/如月隼人)
この記事のコメントを見る
Record China
2018/1/4
2018/1/1
2018/1/5
2017/12/27
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら
業(yè)務提攜
Record Chinaへの業(yè)務提攜に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る