2009年9月17日、中國上海市にある復(fù)旦大學(xué)生命科學(xué)院の金力（ジン?リー）教授率いる専門家チームが、中國人の長壽と関連しているミトコンドリアDNAの塩基配列を突き止めた。新民晩報が伝えた。

【その他の寫真】

研究成果は最新の米オンライン科學(xué)誌「PloS One」に掲載される。調(diào)査は「長壽の里」として知られる江蘇省如皋市で、3つのグループを?qū)澫螭诵肖铯欷?。同市?0年の平均壽命は75．58歳で、全國平均の71歳を大きく上回る。100歳以上の長壽者は07年末時點で人口140萬人に対し、102人に上った。

3つのグループは1）95歳以上の「長壽」組705人（うち100歳以上が102人）2）60歳?69歳の「老年」組900人3）40歳?49歳の「中年」組400人。1人ずつ血液を採取してミトコンドリアDNAの塩基配列を解析した。その結(jié)果、「長壽」組の約20％が「B4」タイプに屬し、逆に「M9」タイプと「N9」タイプは少ないことが分かった。

ミトコンドリアDNAは母系の性質(zhì)だけが伝わる。日本人の長壽者にも「B4」タイプが多いことが分かっていることから、金教授は「長壽は母親からの遺伝によるもの。母親が長壽の場合、子も長壽の可能性が高いが、父親の長壽は必ずしも遺伝するとは限らない」と結(jié)論づけている。（翻訳?編集/NN）