2009年9月19日、南方都市報(bào)はコラムニストの葉壇（イエ?タン）氏の評(píng)論「怒りの月餅」を掲載した。

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10月3日は中國の祝日?中秋節(jié)。家族が集まり一緒に月餅を食べる風(fēng)習(xí)がある。その月餅が、いまや日本、米國、英國など世界34か國で輸入禁止処分を受けている。月餅輸入禁止のニュースは中國で大々的に報(bào)じられ、人々の怒りを呼んだ。一部の學(xué)者は保護(hù)主義だと批判し、また中國文化への無理解ではないかとの聲も上がっている。

葉氏は月餅の輸入禁止処分は中國食品安全問題の後遺癥だと指摘した。中國政府は今年6月、食品安全法を施行するなど管理を強(qiáng)化しているが、いまだに食品安全に関する事件は後を絶たない。月餅にしても國家基準(zhǔn)が制定されているが、無認(rèn)可工場、ニセモノ製品などの問題が続いている。

葉氏は、「こうした発言をすれば『売國奴』と罵られるかもしれないが、食品問題はタイヤや鋼材などの貿(mào)易問題とは違う」と強(qiáng)調(diào)し、食品の品質(zhì)を向上させ信頼を獲得することが唯一の解決方法だと主張している。（翻訳?編集/KT）