2009年9月20日、中國(guó)陝西省西安市で、新疆ウイグル自治區(qū)で起きた注射針を使った傷害事件とよく似た刺傷事件が多発した問(wèn)題で、地元當(dāng)局は容疑者2人を拘束、兇器から有毒物質(zhì)は発見(jiàn)されなかったと発表した。人民網(wǎng)が伝えた。

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記事によると、市警察當(dāng)局は2件の事件の容疑者2人を特定し、刑事拘留した。犯行には「竹串」と「釘」が使われたが、いずれからも有毒物質(zhì)は検出されなかった。被害者の刺された箇所にも毒物によるものと思われる異狀は現(xiàn)れていないという。

當(dāng)局は市民の不安解消に懸命だ。陝西省公安庁と省刑偵局は特別チームを発足し、市公安局は緊急に武裝警察ら3萬(wàn)人を路線バスやスーパーなど人が集まる場(chǎng)所に配置した。このほか、民間の治安部隊(duì)10萬(wàn)人を動(dòng)員。路線バスには監(jiān)視カメラが設(shè)置される予定だ。

當(dāng)局はまた、市民を混亂に陥れるようなデマを流した者には5年以下の懲役を科すとしたほか、容疑者逮捕につながる情報(bào)の提供者には1萬(wàn)元（約13萬(wàn)円）、容疑者の現(xiàn)行犯逮捕に協(xié)力した市民には5萬(wàn)元（約67萬(wàn)円）の報(bào)奨金を出すと発表した。ウイグルの事件は治安への不満を爆発させた漢族住民が大規(guī)模な抗議デモを起こすきっかけとなっている。（翻訳?編集/NN）