2009年9月20日、中國(guó)紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は、中國(guó)とインドが領(lǐng)有権を爭(zhēng)っているアルナーチャル?プラデーシュ州への支援を含めた対インド融資をアジア開(kāi)発銀行（ADB）が否決した問(wèn)題について、「中國(guó)の抗議の成果が実った勝利」と報(bào)じた。

【その他の寫(xiě)真】

18日付インド紙インディアン?エクスプレスによれば、6月に行われたADB加盟國(guó)による投票では圧倒的多數(shù)でインドへの29億ドル（約2670億円）の貸付が認(rèn)められたが、中國(guó)が猛反発。これにより、先月の表決ではインドは歐米諸國(guó)の大部分から支持を得たものの、日本やオーストラリア、東南アジア各國(guó)が反対したことで、勝利の女神は中國(guó)に微笑んだ。インドが3月末に提出した融資申請(qǐng)書(shū)には用途の一部に同州の水利プロジェクトが盛り込まれていたため、中國(guó)は6月の投票以降、同州がインド領(lǐng)であるとADBが暗に認(rèn)めたとして、強(qiáng)く抗議していた。

環(huán)球時(shí)報(bào)は、融資が否決されたことは「中國(guó)の影響力が強(qiáng)まった証拠」と強(qiáng)調(diào)。インドは大きな打撃を被ったはずだがいまだに沈黙したままだとして、「勝利宣言」を行った。（翻訳?編集/NN）