2009年9月20日、遼寧省瀋陽市の地元紙「瀋陽晩報」は18日に一般市民からの通報を受けて、市內(nèi)に出現(xiàn)した人騒がせな“痛車”について取材した。

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“痛車（いたしゃ）”とは、漫畫やアニメのキャラクターなどのステッカーや塗裝を施した車のこと。なんと中國にも出現(xiàn)したようだ。市民から情報を得た同紙記者が現(xiàn)場に急行したところ、1臺の黒い中國産乗用車が公衆(zhòng)電話ボックスのそばに駐車していた。車の側(cè)面には「PUNISH」（罰）の大きな文字とロゴ。その上部には「北海道警視庁」という文字が書かれている。この車は瀋陽ナンバーで、後部にはなぜか米警察の通報用電話「911」まである。

この車の持ち主がどんな人物かは特定できなかったが、車を見た市民の反応は冷ややか。一部の若者は「おもしろい」と“好意的”だったが、多くの市民は「本人はカッコいいつもりだろうがふざけすぎ」「警視庁は東京にあるだけ?！罕焙５谰晭亍护胜螭茻o知もいいところだ」と批判的だ。

中國では最近外裝にこだわった車が増加しているという。カーショップで売られている小型のシールを貼るのが一般的な裝飾だが、なかには數(shù)百元（數(shù)千円）払って車全體を外國語のロゴや抽象的な図案で飾る例も。専門家の話ではこうした車は違法改造車を扱う自動車修理工場が請け負うことが多いが、単に車の外裝を絵や文字で飾っただけでは法律違反にはならないという。（翻訳?編集/本郷）