2009年9月25日、中國國営ラジオ局、中央人民広播電臺のニュース番組「中広新聞」によると、北京市衛(wèi)生部門はこのほど開催された禁煙工作會議の席上、市內(nèi)の公共施設(shè)の全面禁煙に向けた法律の草案を今年年末にも市人民代表大會常務(wù)委員會に提出することを明らかにした。

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全面的に手直しされた草案では、喫煙エリアの設(shè)置を廃止するだけでなく、公共の場所で喫煙した者に対する罰金を増額。北京市愛國衛(wèi)生運動委員會弁公室（以下、愛衛(wèi)弁）の劉沢軍（リウ?ザージュン）主任は「今年下半期には『百萬無煙家庭創(chuàng)建キャンペーン』を展開し、禁煙活動を推進していく」と述べた。草案の作成に関わった首都醫(yī)科大學(xué)の崔暁波（ツイ?シアオボー）教授も「新草案は喫煙エリアや喫煙室のない完全禁煙を目指している」と説明した。

現(xiàn)在、北京市では7割を超す公共施設(shè)で禁煙となっており、調(diào)査によると市民の約50％が「職場の建物內(nèi)はすべて禁煙」と答え、24．7％が「職場では喫煙エリア以外はすべて禁煙」と答えている。また、84％を超える市民が「職場や公共施設(shè)を全面禁煙にして欲しい」と願っていることがわかった。愛衛(wèi)弁の劉主任は「今年下半期は禁煙の難しいレストランやネットカフェを重點的に調(diào)査指導(dǎo)していく」と述べ、「すでに1576か所の職場が『禁煙指導(dǎo)の不徹底』で処罰されている」と話した。（翻訳?編集/本郷）